その3 ボホール新国際空港からアヤカリゾートへ

ボホール新国際空港建設予定地から目の先、車で10分のアヤカリゾート地を目指す。

今夏プレオープンとなる運びである。

3年前よりは道路も整備されているが、道路沿いは簡素な造りの住宅が点在するなか、ホテル建築予定の看板が連なる。

片道一車線のアスファルト道路の対向車線を二輪車を改造した三輪車が頻繁に通過している。

庶民の唯一の足となっているが、平日でもこの通行量からして、ここ一年でセブのように慢性の渋滞に見舞われることは予想される。

これから各種業種の宿泊室やホテル建設ラッシュが始まるのだ。

途中、舗装されていない狭い悪路に入り、アヤカが近くになった。

案内人の説明によると、今後、道路が整地舗装される予定だが、一部住民から事故の発生が懸念されという声があるとのことだ。

50人程の集落地域ではあるが、周辺住民に対しては、今後とも丁寧な説明と協力を得ることの努力をすることは言うまでもない。

300~500メートルの道のりの途中、昼休みもあって、アヤカの作業員とスレ違った。

道端では小さな小屋で、アヤカの作業人に弁当を提供しているところがあり、このおかげでひと財産は稼げたはずだと案内人は笑った。

この地域は農業に適してなく、耕作地を見ることはなく、居住者が定職を持っている様子はない。

子供たちの姿を多く見るにつけ、生活費はどのように得ているか不思議ではあるが、

このリゾート地の建設によって地域住民に少なからず仕事と何らかの収入が得られることは、間違いないようだ。

いよいよ、アヤカの正面入り口に至った。

3年前に更地を見たときに建物が建つと、更に大きく見えるだろうと期待していたものだ。

正面にそびえ立つ三階建てのエントランスの外側は、外壁ネットで囲まれて全容は見ることは出来ないが、

周囲の森林の背景がことさらに建物の存在を浮き出し、その威容は圧巻だ。